お役立ち情報

サイクリングを楽しくする15万円で買える初心者にオススメのカメラ

自転車に乗るとき、私は必ずといっていいほどカメラを持って出かけます。
サイクリングにカメラを持って行くことは、多くの理由から役立つからです。

  • 美しい景色を記録することができる
  • 思い出を残すことができる
  • 他人と思い出を共有できる
  • トラブルが起こったときに役立つ

持っていかない理由はありませんね。
何より、サイクリングがもっと楽しくなります!

じゃあ、どんなカメラを持っていけばいいのか?
私は、できるだけコンパクトで取り回しのいいミラーレスカメラをオススメします。

レンズは35mm換算で24、28mmスタートのズームレンズがいいですね。

そして、多少荒っぽく使っても問題ない15万円くらいの予算(レンズ代含む)で揃えるべきだと考えます。

※今回は、静止画用のカメラについて記述しています。

代表的なカメラの種類

反射鏡のあるなしの違い

デジタルカメラにどんな種類があるか知っていますか?

大きなカテゴリーで2種類あります。

  • 一眼レフカメラ
  • ミラーレスカメラ

一眼レフカメラは、本体内に鏡を備え、レンズからの光を鏡で反射させてファインダーに映し出します。一方、ミラーレスカメラは、ミラーを使用せず、デジタルファインダーまたは液晶モニターで映像を表示します。

一眼レフカメラミラーレスカメラ
コンパクトさ★★★★★★★★
バッテリーのもち★★★★★★★★★
仕上がりのイメージしやすさ★★★★★★★★
一眼レフカメラとミラーレスカメラの差異

センサーサイズの違い

次に、カメラの種類をセンサーサイズの違いでざっくりと分けてみます。

  • フルサイズセンサーを搭載したカメラ
  • APS-Cセンサーを搭載したカメラ
  • フォーサーズセンサーを搭載したカメラ
  • 1インチセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ

ちなみに、カメラのセンサーとは、光を取り込み電気信号に変換して画像を作成する部品のことです。

カメラのセンサーサイズは、カメラが撮影する画像の解像度、画質、画角などに影響を与える重要な要素です。

センサーサイズが大きいほど、カメラが撮影する画像の情報量が増え、高画質で美しい写真を撮影することができます。

一方、センサーサイズが小さいほど、カメラが撮影する画像の情報量が少なくなり、低画質で荒い写真を撮影することになります。

センサーの大きさの比較

フルサイズAPS-Cサイズフォーサイズ
サイズ
1インチサイズ
画質★★★★★★★★★★★★★★
ボケ量★★★★★★★★★★★★★★
ノイズの少なさ★★★★★★★★★★★★★★
より広く写せる★★★★★★★★★★★★★★
より遠くまで写せる★★★★★★★★★★★★★★
コンパクトさ★★★★★★★★★★★★★★
価格の安さ★★★★★★★★★★★★★★
センサーサイズによる差異

サイクリングが楽しくなるカメラの選び方

STEP1.作例を観てカメラの種類別の描写を比べる

初心者だと、フルサイズセンサーを搭載したカメラがどんな描写をするか、APS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラがどんなボケの表現をするか、何もわからないと思います。

写真投稿サイトを見て、カメラの種類で描写がどう変わるのか、特徴を感じてください。

おすすめの写真投稿サイトを紹介します。

STEP2.持ち運びしやすそうなカメラで高価すぎない種類を選ぶ

荒川沿いは、走ろうと思えば何時間も走れてしまいます。

何時間も思いカメラを肩からかけて走るのは疲れます。

コンパクトなカメラであれば、身体への負担もあまりありません。

まずは一眼レフカメラ、ミラーレスカメラの選択ですが、

こちらは考えるまでもなくコンパクト設計のミラーレスカメラを選びましょう。

つぎに、センサーサイズの選択。

個人的には、値段が高く重量も重くなりがちなフルサイズカメラは選択肢から外すのがベターだと思います。

自転車に乗るときはカメラをたすき掛けにして持ち運ぶため、カメラの液晶に汗がつきます。

高価すぎるカメラだと精神衛生上よくないですよね。

そういう観点からも15万円くらいのカメラがいいような気がします。

APS-C以下のセンサーサイズのカメラを選択するのが幸せになるでしょう。

POINT
  • ミラーレスカメラを選ぶ
  • 値段が安いAPS-C以下のセンサーサイズのカメラを選ぶ

STEP3.琴線にふれたメーカーを選ぶ

カメラメーカーは長年にわたって継続的に製品を提供しているため、ブランドイメージを確立しています。

カメラ哲学、機材に共通する特徴、レンズのラインナップなど、カメラメーカーによって異なります。

心の琴線にふれるカメラメーカーがあれば、そのカメラメーカーの機材を購入するべきだと考えます。

代表的なカメラメーカーを紹介します。

世界シェア
ランキング
(2021年)
私の頭に浮かぶイメージ
CANON1位プロの現場で一番見かけたカメラ
SONY2位動画も静止画も信頼できるカメラ
NIKON3位フィルムカメラ時代の王者
FUJIFILM4位デザインがカッコいい! フィルムシミュレーションが楽しい!
OLYMPUS5位小型軽量で機動力のあるカメラカメラのイメージ
Panasonic6位ライカの評価基準にクリアしたレンズラインナップがある
RICOH8位スナップ撮影がはかどるGRシリーズが有名
※世界シェアランキングはカメラ市場全体における販売台数に基づいています。また、このランキングにはスマートフォンに搭載されたカメラも含まれています。

POINT

カメラ哲学に共感できたら、そのメーカーが正解です

STEP4.さまざまな表現ができる便利なズームレンズを選ぶ

一眼デジタルカメラの購入に心が決まっている人は、レンズを選んでみましょう。

35mm換算で広角側は24もしくは28mmスタートで、望遠側は70もしくは200mmくらいまで撮影できるズームレンズをセレクトするのが理想です。

この範囲の画角が撮れれば、荒川で撮影するときに困ることはないと思います。

コンパクトデジカメの購入を検討している人も同様です。

35mm換算で広角側は24もしくは28mmスタートで、望遠側は70もしくは200mmくらいまで撮影できるコンパクトデジタルカメラをセレクトするのが理想です。

ちなみに、レンズにはF値と呼ばれる値がつけられています。

このF値が小さければ小さいほど、

よくボケたり暗い場面で有利であったりします。

値の小さいF2.8通しのズームレンズ描写はいいのですが、

大きくて値段も高いです。

最小F値が大きいレンズでも、

荒川でのサイクリングは十分楽しめると思います。

POINT
  • 35mmフルサイズ換算で24もしくは28mmスタートのズームレンズを選ぶ

STEP5.再度、写真投稿サイトを確認して画質を確認する

自分が欲しいと思っているカメラの目星がついたら、どのような画質や表現力を持っているかを確認してみましょう。

オススメの写真投稿サイトは以下のとおりです。

STEP6.YouTubeや口コミサイトでカメラとレンズの評価を確認して心を決める

他人からの評価も確認しましょう。

ここでは、カメラの操作性や携帯性、描写性能などをチェックしましょう。

オススメの口コミサイトは以下の通りです。

POINT

YouTubeに関しては、YouTubeで欲しい商品の名前を検索してください。

あとは実店舗もしくはネットで購入しましょう。

STEP7.中古で購入する

中古品も視野に入れると、購入できるカメラの範囲が広まります。

新品で購入するより、カメラとレンズをかなり安く手に入れられます。

実は私は、ほぼ中古で購入しています。

中古でも問題ないという方は、以下のお店で選んでみてください。

状態のいい、カメラとレンズを取り揃えています。

約15万円で買えるオススメのカメラ3選

以下に挙げるカメラは、今、私がオススメしたいサイクリングにぴったりなカメラです。

約15万円で購入できるものをピックアップしてみました。

FUJIFILM X-S10 ダブルズームレンズキット

小型軽量なボディに最大6.0段の手ブレ補正機能を備えたカメラ。

APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載しています。

標準ズームレンズ「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」、望遠ズームレンズ「XC50-230mm F4.5-6.7 OIS II」が付属します。

この記事を制作している2023年4月時点では、新品が15万円以内で購入できます。

SONY RX100M7(中古)

ポケットに入る万能機。

1インチセンサー搭載のコンパクトデジタルカメラです。

35mm判換算24~200mmの画角が撮影できます。

新品だと15万円を少し超えますが、中古だと11万円くらいです。

X-T2+XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR(ともに中古)

現在、私が使っているエース機材です。

APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載しています。

レンズのXF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRは、

少しF値を絞れば解像感抜群の写真を写してくれます。

最後に

写真を撮影するときは、自転車を止めてシャッターボタンを押すことになります。

グループライドで撮影するときは、

他の人の足を止めてしまうこともありますので、

空気を読んで撮影してくださいね。

私は、カメラを持ってサイクリングに行くようになってサイクルライフが豊かになりました。

皆さんもよき自転写ライフを!