5月ごろに荒川を自転車で走っていると、アスファルト上にできた黒い染みを見かけたことがあると思います。
この黒い染みの正体は桑の実という果実です。
カイコの餌となる桑の葉ってありますよね。
その桑という植物の果実なのです。
もちろん食べられます。
黒く完熟したものは、甘くて酸味があまり感じられません。
ジャムにして食べるというのが一般的ですね。
- 桑の実は、甘味があり、風味が良いため、果実酒などの飲料に利用される。
- 桑の実は、果皮が薄く、果肉には甘味があり、種が小さいため、食用として利用される。
- 桑の実には、ビタミンCやカリウム、食物繊維などが含まれており、栄養価が高い。
もう、桑の実を見かけたら放っておくことができなくなりましたよね?
この記事を読めば、荒川における桑の実の採取場所、採取・調理についてのお役立ち情報などが分かります。
家族のいる人は、ぜひ桑の実を採取・調理して、家族にふるまってください。
桑の実料理が好評なら、あなたの自転車趣味に関して、家族の理解を得やすくなるはずです。
採取しやすい場所
個人的に桑の実を採取しやすいと思った場所を紹介します。
右岸、左岸で各1スポットを挙げてみました。
2022年は5月20日ごろに採取できました。
荒川右岸・河口より約26km付近
「荒川戸田橋緑地 生物生態園」から「荒川戸田橋緑地 陸上競技場」あたりに桑の実が自生しています。桑の実を採る人の姿がちらほら見られます。
荒川左岸・河口より約33km付近
「アッピーお休み処」から「榎本牧場」あたりに桑の実が自生しています。人が少なく、ゆっくりと桑の実を採取できます。
上記区間にある「畔吉の渡場跡」で、たくさん桑の実が採れます。
採取時の持ち物
桑の実を入れるタッパーは必須。それと、桑の実の果汁は手につくと落ちにくいので、使い捨ての手袋もあった方がいいです。
桑の実の探し方
荒川河川敷を走っていると、地面に黒い染みができている場所があります。顔を上げてみると桑の実の木が見つかるはずです。
黒く熟した実を収穫してください。
葉の形状は大きく分けて2種類あります。
木の幹、葉の形状などを何度か目にすれば、簡単に探せるようになるはずです。
上の写真のように、桑の実に害虫「クワキジラミ」の分泌物が絡まっていることがあります。
「クワキジラミ」の分泌物は、食用に適しているかどうかについては研究が不十分。
そのため、「クワキジラミ」の分泌物がついた桑の実を摂取することはオススメできません。
また、「クワキジラミ」の分泌物は一部の人にとってアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
桑の実のヘタの取り方
毛抜きや先端の細いハサミで取り除いてください。完全にヘタを取り除かなくても大丈夫です。ヘタが少し残っていても、食感や味にたいして影響はありません。
桑の実ジャムのレシピ
私は、砂糖とレモン果汁を加えて煮込み、ジャムを作りました。
詳しいレシピはクックパッドにたくさん掲載されています。
簡単そうですね。
誰でも成功しそうです。
でも、自分は失敗しました。。。
ねちゃ~って硬くなってしまいました!
火加減が強すぎたか!?
みなさんは、きちんとレシピどおりに調理して、おいしく作ってください。
まとめ
今年も私は桑の実を採取して楽しみたいと思います。
お金をかけずに楽しむ桑の実採取サイクリング。
荒川周辺に住むサイクリストは、ぜひとも、お試しください。